平成15年度「コミュニティ活動賞」優良賞受賞

青少年の健全育成と明るい地域づくり

裾野市・須山地区青少年育成連絡会

発足年度 昭和57年
メンバー数 47人
活動テーマ 青少年育成活動

●会の主な活動

●青少年意見発表会

近年、全国的にみられる青少年の非行化、凶悪犯罪の続発、携帯電話のめまぐるしい発達によるモラルの低下など、青少年を含め、社会全体が孤立化し、心のふれあう場所、時間の空洞化が吹き出している。
会の目的にあるように、地域住民の連帯の輪を広げ、地区民が心を打ち明けることができれば、青少年はもとより地域住民がより明るい地域の中で生活できると確信し、この種の行事としてはオーソドックスだが、単純な意見発表会を開催することにした。
発表内容は、各世代の人が学校、家庭、郷土、仲間、世相などで、日ごろ考えていることを話してもらい、聞く人々が共感を、自己啓発し、地区民の心の高まりとなって地区の活性化につながればと念願した。
平成12年11月25日に第1回を実施し、15年11月8日には第4回を迎える。

●会を重ねるごとに参加者が増えている

各世代の人が発表者として参加してくれることが、会の成功につながると、最大の重点項目として取り組んだ。小、中学校は比較的協力しやすい団体だったが、その他の高校生、PTA、婦人会等の代表参加は、足繁く運んで協力を得た。特に老人クラブの参加は会を盛り上げた。この行事に対し地区区長会、地区振興会が全面的に協力してくれている。

「心のふれあいは、地区の高まり」とテーマを掲げたが、視聴してくれた人達は、皆それぞれの発表に感動し、若い人たちが大人の人たちがこんな考えを持っていたことが嬉しかったと、感想を、またアンケートに表してくれた。このことが口コミで伝えられ、回を重ねるごとに充実して参会者も増加している。

●地道な活動継続が目的達成に

小学生から老人まで、各世代の発表者が出揃い、当初の目的は達成された。今後は、この会を地道に続けること、常に各団体に呼びかけ、各団体からも実行委員に参加してもらうこと、発表テーマを統一して、そのことで述べてもらえばと考えている。
実行委員は育成会役員(6人)、各区より選出されている青少年補導センター補導員(4人)、青少年育成推進員(2人)、青少年育成活動委員(2人)で構成している。会場は地区研修センターを借りている。
経費は、須山地区振興会が青少年育成活動として協力してくれているので安心である。

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