平成14年度「コミュニティ活動賞」優秀賞受賞

おやじ(父親)ならではの活動を 主役は子どもたち

菊川町・青少年健全育成町民会議六郷支部 おやじ倶楽部

発足年度 平成12年(2000年)
メンバー数 27人
活動テーマ 青少年健全育成活動

●今の時代だからこそ

平成12年6月、菊川町青少年健全育成町民会議六郷支部長から、時代の流れが早い今、おやじ(父親)のパワーが地域・家庭で今以上に必要になってきた現状を踏まえ、おやじの会をつくろうと提案があり、賛同する有志(元PTA会長、役員等)に呼びかけ話合った結果「おやじ倶楽部」を結成することとなった。そして、主に子ども(小・中学生)を持つ父親を対象に会員の募集を行い、当初14人で発足した。

原則として毎月1回、定例の打合せ会(含む勉強会)を開催することを申し合わせ、

などの活動を実施した。

●工夫したこと、苦労したこと

  1. 子どもたちのかかわりがある行事を企画し、親子の参加を呼びかけるようにした。
  2. 参加者の安全、かつ楽しくできるよう、山登りや魚釣りの達人を会員に誘った。
  3. マスコミを利用し、おやじ倶楽部の活動内容をPRするように心掛けた。

会員の年齢は36歳〜60歳で、平均年齢は44歳。殆どが自営業や会社の重要ポストにある方で、打合せ会、行事等、全員揃うことはなく、周知徹底が思うようにできなかった。

●徐々に地域に浸透

会議や青少年健全育成だよりで『おやじ倶楽部』の活動を紹介しているので、徐々に地域の方々の関心も高まり、一般の方々の行事への参加が増えている。また、他地区にも同じような組織をつくろうという話し合いがなされている。
学校や団体から、協力方の依頼もある。例えば、子育て支援セミナー。
会員の中に小学校・中学校・高校の先生がそれぞれ一人いるので、学校や生徒の様子が把握でき、事業の企画に役立っている。また、昔のおやじ(父親)が2〜3人いるので子育てや子どもの躾等の話、意見を聞くことができ、今のおやじには参考になることがたくさんある。
採用された行事・催事は、提案者がその責任者(リーダー)になるようになった。

●これからの計画

  1. 本音で語ろう“いも会”
  2. 六郷地区センターまつりへの参加(おやじ倶楽部の事業紹介→スナップ写真、子どもたちを対象の輪投げ大会)
  3. スキー体験
  4. 昔の遊び大会パート2
  5. 会員の募集
  6. 他地区団体との交流会
  7. 講演会の開催

このうち、1と2は決定済み、その他の件は今後、新しい企画とあわせ検討していくことにしている。

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