発足年度 | 平成11年(1999) |
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メンバー数 | 31人 |
活動テーマ | 地域の活性化 |
地元を探検しながらゴミ、缶拾い、環境美化運動、地域の活性化、青少年育成問題等々地域の方々とふれあいながら、我々の出来る事からまちづくりに役立つことをしたいと考えていた。
そして、ゴミ、缶を拾いながら目をつけたのが池新田公民館祭り。それはまるで寿学級祭り?と思うようなコミュニティイベントだった。
H9当時は孫を連れてのイベントで、子どもはほとんどいない。次年度から我々もサポート役として参画させて貰い、子どもたちを集める役となり、子ども会リーダー(PTA役員)と交流させてもらい、自前のチラシも配布した。
今では大勢の方々(250〜300人)が参加してきて、賑やかなコミュニティイベントになって来た。後はマンネリ化しないよう『シカケ』を考えながら共催して行きたい。
地区の公民館祭りの中で、高齢者の方が「昔はイマメで染め物をやって、藍色になった」との一言を聞いた。この話を元に、社会教育課から資料を借りて、試行錯誤しながら挑戦したのが『ドンブチ染め』。早4年経過し、今は少しだがバックデータも有り、安定した染色が出せるようになっている。
そして、『ドンブチ染め』を知って貰うため、メディア、メールをも利用し、広報、PRして行く一方、染め物を昔の姿に復元するため、さらに研究、開発、検証していく。
また、コミュニティを重んじ、門松づくり(今年から体験学習とした)夏と秋の祭りでの出店も、“まち”復興のため、市議の力も借りながら頑張っている。
染物は戦前からの手法でやれば藍色になる!という言葉を信じ、数十回トライしたが、昔と違い井戸水は周囲の環境等も有り、鉄分含有量、そして濃度も変化している。科学的にも黒色に近い色になっても藍色にならないとされている。それでもトライ。専門誌、専門職の知恵もお借りしたが、何度失敗したことか。それでも私達の染物をやろうと毎回データを取り、検証してきた。
この間にはノウハウも出来た。すると不思議にも周囲の見る目が変わってきた。物珍しい活動と地区の人達が見に来て、少しずつコミュニティも出来、メディアの目にも止まり、新聞に掲載された事により、協力者ができ、知恵、力を出してもらっている。荒れていた公園もゴミがなくなり、人が集うようになった。教育委員会とも親子体験学習(教室)を計画しようと、相談中である。
『ドンブチ染め』の存在をもっと拡大、安定的にネットを使い、メディアも使い、また、我々もさらに研究、開発にも力を入れ、地域復興の為にも頑張る。
染織出版社(京都)(取材申し込み有り、日時も調整中)も協力を約束してくれています。NPOからの打診も有り、商品化にも少し期待が持てそうな所に来ています。青少年健全育成一環にもなりそうだし、本格的に夢が実現と頑張っている。