平成17年度「コミュニティ活動賞」優秀賞受賞

緑あふれる安全で住みよい町を作ろう

山木コミュニティ推進委員会(伊豆の国市)

発足年度 昭和61年(1986年)
メンバー数 30人
活動テーマ コミュニティ活動全般

活動のきっかけと活動内容(写真は、不動尊境内整備後の交流会の様子)

 昭和61年度、静岡県コミュニティづくり推進協議会主唱の「静岡県コミュニティ・カルテ作成モデル地区」指定を受けた「山木区コミュニティ・カルテ作成委員会」の活動が当区におけるコミュニティ活動の契機となった。

昭和62年に神社例祭用山車の購入とシャギリ太鼓の導入。当区の神社は山車(だし)とシャギリが無かったが、カルテ活動を契機として山車及びシャギリ太鼓を購入し、以後現在まで育成会・子供会が引き継いでいる。
■平成7年度以降(以下、平成)、区民の文化向上のため区民文化展を毎年開催。

■12年度から滝山不動尊周辺整備開始、以後毎年80〜90人程度が参加し、整備進行中。
■13年度に「山木地区振興計画書」を策定し、以後のコミュニティ活動の指針とする。
■13年度から、区有地と周辺民有地を無償借上げし、天神山公園の整備を開始。
■14年度に、山木区育成会規約を作成しコミュニティ活動の指針とした。
■14年度に、天神山公園へ河津桜植樹と不動尊参道舗装と鳥居風門設置。
■15年度に、不動尊参道脇ヘテストピースを設置し、紫陽花200本植栽。
同上、高齢者のコミュニケーション活動として「生きいきサロン」活動を開始(毎月1回)。
■同上、豊臣秀吉の小田原攻めの前哨戦となった韮山城攻めにちなみ、先陣ハイキングコースを設定し、コース作成を開始。以後毎年コース整備を実施。

■16年度に、滝山不動尊竹林を全面伐採し、跡地にロウバイ・ヤマモミジ等200本植栽。
■天神山公園にツツジ・ドウダンツツジ400本植栽。
■16〜17年度に、グリーン公園へ韮山高校と山木区のコラボレーションによる、「山木歴史案内板」を設置。
■16年度にグリーン公園にサザンカ200本を植栽。
■17年度に、コミュニティ誌『やまき」上梓。不動尊境内案内板し由来記を作成。

苦労したこと、工夫したこと


■コミュニティ活動が、一部のものの趣味的活動や排他的にならないよう、自治会活動の一部として、自治会役員の役割にコミュニティ活動を織り込んだ。
■できるだけ多くの区民参加を促すため、例祭日と不動尊境内整備をドッキングさせた。

地区への影響や成果

■不動尊、天神山公園、グリーン公園など、多岐にわたる整備をしているが、それぞれ区民から数百本に上る花木の寄贈や参道のコンクリート舗装、鳥居の設置や案内板の設置など、多くの区民から多種多様な協カを受け、活動の賛同を得られている。
■高齢者コミュニケーション活動「生きいきサロン」の開設によリ、老人会活動が活性化し、グランドゴルフ競技者や神社清掃、水源地清掃などの参加者が増加している。
■以上のことから、住民の意思疎通が進捗し、防災訓練参加率の向上などに寄与している。

これからの計画(絵は、整備中の天神山公園から見える富士を描いたもの)


■天神山公園の整備拡充として、方位盤・見晴台の設置、植樹、遊歩道、駐車場の設置を計画中。

■区内史跡案内標識の作成と設置。
■不動尊整備における、花木育成と奥の院参道、不動の滝屏風岩周辺の環境整備。
■コミュニティ活動拡充のための交流促進と、核となる人材の確俣と育成。
■活動資金の確保方法の模索。


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