コミカレ・ねっとわーく

熱海コミカレ・ねっとわーく
代表・牧野高吉 H5年発足

当地区では、平成5年2月に正式発足する以前から、学校教師OBの棚橋登・きよ子夫妻を中心に、活発な活動が展開されていました。平成4年、初代会長の上西善文氏が、歴史上の古道等の踏査整備を中心とした事業を推進するようになりました。

その一つ「小田原古道」は、東海道の小田原から熱海の日金山を経て三島に至る道で、箱根の山越えを避ける短絡路です。原に関所があり、現在の国道135号線の山寄りを通ります。その昔伊豆権現で挙兵した源頼朝が石橋山に軍を進めた道で、鎌倉に幕府を開いてからは、二所詣、江戸時代には家康の入湯、江戸城へ湯を運ぶ「湯汲み道」として、また参勤交代の折、諸大名が湯治に向かう際に利用されていました。長年忘れられて荒れた古道を、会員の手で倒木は取り除かれ、篠竹を伐採する等、ほとんど毎年作業を行ってきました。

このように、当コミねっとは、市内のハイキングコース、歴史上の古道等の踏査および整備作業、海上花火大会翌朝の海岸清掃奉仕、県内模範地区への視察研修、地域活性化のための勉強会への参加などの活動を、他団体や市の協力を得ながら推進しています。二代目会長の柴崎鎮子氏となってから、平成9年に「熱海コミカレ・ねっとわーく」と改称すると共に、会の趣旨に賛同し事業に協力する賛助会員制度を設けて、コミカレ修了者以外にも活動の輪を広げ、現在に至っています。

コミカレ・ねっとわーくのトップへ