主催団体名 |
焼津の浜言葉を遺す会 |
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代表者名 |
長谷川寅吉さん |
開催月日 |
平成15年から |
開催場所 |
一区の公会堂 |
趣旨・目的 |
焼津には浜通り、新地通り、新屋を中心に漁業に関係した生業を営んできた人々の間で昔から使われていた浜独特の言葉があった。魚屋や漁師は浜と言えば魚市場と解釈していた時代もあった。時とともに失われつつある浜言葉を今、生活の言葉として使ってきた人々が生きているうちに何らかの形で遺したいという思いから同会を立ち上げた。 |
活動内容 |
文献等は一切参考にせず、自分たちが昔から使ってきた方言、浜言葉を集めた。浜言葉の会話集や、1450の単語、焼津の風物や風俗、なまり節屋が使う業界用語などを盛り込んだ146ページの冊子も作った(2004年夏)。
2005年には改訂版も出した。「浜言葉を使った交通標語」を全会員で作って警察へ提供し採用された。交通安全の幟が今各地で翻っている。小学児童の作文を浜言葉に直し読んでもらう会を開き、CD製作も行った。
会員は浜通り、新地通り、新屋で生まれ育った人、浜に関係のある職についていた人、また嫁いで来てこの地域の住民になりきっているおかみさんたち。これからは焼津に伝わる「言い伝え」や浜通り界隈の話などを掘り起こし遺していきたい。
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付記 |
会員親睦のため、毎年中秋の名月の日に尺八の演奏でナレーションを流して、小粋に「和の風流で酒を酌み交わし」を楽しんだり、日帰り旅行などを行っている。 |