2008年 地域活動情報

NO. 114-17 市町名 掛川市大須賀
活動内容 地域の活性化 新聞№ 114

地域に伝わる塩づくりの伝統を仲間と共に復活

主催団体名 遠州沖ちゃんクラブ
代表者名
大石 初さん
開催月日 毎週日曜日
開催場所 掛川市沖之須
趣旨・目的  地域の仲間が、やる気と時間とお金を持ち寄り、遠州灘の海水を利用した塩づくりとその販売を目的に活動する。
活動内容  遠州灘の海水をくみ上げた塩づくりの伝統を復活した。作った塩は、最初は自家用に使っていたが、品質の良さがうけて、地元産品の直売所、スーパーへと卸先が次第に増えてきた。
 『遠州沖ちゃん塩』としてブランド化し、商品として本格的に売り出した。製造を担当する男性は週末に製塩場で作業し、パッケージするなどの作業は、女性が家の仕事が終わった夜間を利用してやっている。
 設備資金が必要なので地域の人たちに11万円の資金拠出をよびかけたところ66人が手を挙げ、この仲間で「遠州沖ちゃんクラブ」を立ち上げた。


 伊豆の塩製造現場などを見学したり、地元に専門家を招いて技術や設備について学んだ。さまざまな職業の66人の仲間で建設作業に取り組み、設備投資は格安で済んだ。素人ながら食品製造・販売の準備に走りまわり、2年で拠出金を全員に返済できた。
付記  ビジネスというより、地域のつながりを大事にする「楽しみ会」という感じ。
情報通信員 鈴木副江

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