2010年度 地域活動情報

NO. 120 市町名 熱海市
活動内容 食育と青少年健全育成

市内唯一の水田で貴重な米づくりを体験

主催団体名 熱海市多賀小学校5年生
代表者名
学年主任 小柳津友助 さん
開催月日 平成2261日〜10月頃
開催場所 下多賀妙楽湯所有の水田
趣旨・目的 小学5年生が総合学習として、日本の主食の米づくりを体験することにより、農業やお米に対する理解を深めていく
活動内容 ▼市域内のほとんどが丘陵の熱海市でも、唯一の水田がある多賀地区の多賀小学校の5年生が、日本の主食の米づくりを体験している。この体験で、農業やお米に対する理解を深めていく総合学習である。

▼5年前、学校側の申し出に、土地を持つ「妙楽湯」代表の山本進さんが快諾し、三段に分割した畑250坪を提供してくれた。一番上段の一部50坪を池にして、メダカやドジョウなどを育成して観察の場とし、残りを水田として使用している。5回目になる今年は、山本さんの知人や地元農家や都会から熱海に移り住んで、畑の再生と活性化をめざす「チーム里庭」の会員10人もボランティアとして協力。田おこし、代かきなどの田植え前の準備を整え、去る6月1日に5年生79人による田植えを行った。引き続き、網かけ・稲刈・脱穀など、米づくりの一連の作業を行うことにしている。

付記 ▼身近に自然とふれあう機会が少なくなった子どもたちに対して、全国各地で米づくりなどの農業体験が盛んに行われる昨今だが、土地の提供、作業の指導など、地域の人達の協力と応援が欠かせない活動である。
情報通信員 菅沼敏男

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