NO. | 123 | 市町名 | 函南町 |
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活動内容 | 地域文化活動 |
主催団体名 | 桑原薬師堂諸像保存委員会 | |
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代表者名 |
鈴木富士男さん
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開催月日 | 平成24年4月1日 | |
開催場所 | 桑原薬師堂からかんなみ仏の里美術館へ | |
趣旨・目的 | 函南町桑原地区が所有してきた文化財の24体の仏像を、長源寺の境内に建てた薬師堂に納めて保存してきた。 | |
活動内容 | 仏像はすべて木造りで、阿弥陀如来座像と脇侍像の3体は鎌倉時代の実慶作で重要文化財。平安時代中期につくられた薬師如来座像は県指定の文化財で、周囲の神将に守られている。 ほかに県指定文化財の聖観音立像、地蔵菩薩立像、毘沙門天立像などがある。 桑原区民がこれを数百年にわたって守ってきたが、仏像の痛みがひどくなったため、すべての仏像を町に寄贈。町は仏像の修復をすすめながら、新しい展示施設を建設している。 |
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付記 | 重要文化財の阿弥陀如来座像は英国の大英博物館に出品されたことがあり、近年では神奈川県の金沢文庫で展示された。建設中のかんなみ仏の里美術館は、今年度中に完成し、地元では新しい観光の目玉になると期待している。 桑原区では保存委員会とは別に、保存展示協会を立ち上げ、新施設への協力に備えている。 |
情報通信員 | 小川達郎 |
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