2012年度 地域活動情報

NO. 130 市町名 掛川市
活動内容 ボランティア活動

いつでも・どこでも・誰にでもできる被災地支援活動

主催団体名 東日本大震災支援掛川市民の会
代表者名
桑原 通泰さん
開催月日
平成23年3月26日発足
通年
開催場所 掛川市内外の公共施設、岩手県陸前高田市
趣旨・目的 東日本大震災の大被害を垣間見て、自分たちができる支援活動をやりたい。また、震災地との交流および減災教育で、掛川市民への支援事業を目的に民間人5人で立ち上げた「市民の会」である。会員80人、法人5社からなるボランティアの会。
活動内容  アルミ缶回収箱を市内5箇所に配置、市民に回収を呼び掛け、いつでも・どこでも誰にでもできる活動で、10年後も見据えながらの被災地支援活動を目指している。
 ボラバス(ボランティアバス)参加者募集はホームページ、市広報紙などを通じて20数人の募集をしている。現地支援活動の陸前高田市へのボランティアバス運行は7回を数え車中2泊、現地1泊の行程で行われている。現地では被災者の要望に沿った草刈り、がれき撤去、海藻の収穫補助作業足湯、掛川茶の接待、アロママッサージ、色鉛筆画や手芸教室などを実施。会員相互も被災者目線で寄り添う活動に心がけ、高田市民と信頼関係や絆で結ばれた顔の見える活動を協働で実施している。
 切れ端材料を提供し手芸品を共同で作り上げ、支援の都度上達していき、完成品としての成果も上々のため、今回掛川市「ならここ温泉」で陳列販売開始となった。今後は手芸を通じた売上金を活動資金として被災者に還元、両輪のごとく回転する資本を調達、自己資金活用による息の長い支援活動の手助けを目指している。
 一方地元では、各種団体の会合などへ役員が出前講座に出掛け、菊川市などでも震災写真展を開催するなど、震災の教訓を元に、地域防災体制を確立しながら市民レベルでの意識向上を目指す活動も続けている。
付記  ボラバス参加者に年齢性別などの制限はない。レンタカー費用(謝礼位)と宿泊費はほとんど無用で、会員2人がドライバー担当。参加費を実費内に収めて、18歳未満の参加費は無料としている。 会員ドクター2人は、年末年始仮設住宅での医療専門相談に応じ、現地へ花の種、ミカンのお届や被災地から掛川市へ避難されたご家族とも交流を図っている。「3・11絆の集い」昨年さくら咲く学校。2周年は掛川駅北口で募金活動演奏等開催する。
情報通信員 島元正彦

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