障がい者と輪になって(長田東社共レクスポ部の取組)
趣旨・目的
レクスポ活動により障がい者の皆さんが社会から隔離されないことを目的として、内に籠らないようにスポーツ(主にボッチャ)を通じて、健全な精神を養い、地域のコミュニティの中で交流することで閉塞感を取り除き「地域で支える福祉社会」を目指すことを主旨としています。
活動内容
当初は20数年前に個人が始めていた活動に、知り合い2人が取組に賛同して、「レクスポ障がい者スポーツ」と称して、フライングディスクを行っていました。(始めた方がフライングディスク協会の役員であったことから、手伝いを求められたことがきっかけ)その後、参加する障がい者が増えて、ボッチャの存在を知り、狭い場所でもできることからボッチャも始めることになりました。ボールは自前で購入し、借用できる場所を探して市の施設に決めました。
さらに、有志の2人が長田東社協に関係していたことから、社協に活動として認めてもらうように要請し2019年より長田東社協のレクスポ部として立ち上げることができました。(この活動自体は長田東社協の広報(2013年12月)でも紹介がされて認識はすでにされていました。)
参加者が飽きないようにゲームを工夫しています。障がい者の程度にもよりますが、より多くの方が参加できるように道具の工夫も行っています。こうすることで、障がい者の方が内に閉じ籠らないで、身体を遣っていることに充実感を感じます。
悩みは参加者には親も帯同することから月2回の開催になっていること、参加者がまだまだ少なく、支えてくれるスタッフも集まらないため、周囲の皆さんに紹介・アピールしていくことも必要かと思います。また、雨の日の車いすの参加ができないことも課題です。
活動の特徴
ボッチャは色々な楽しみ方ができます。参加者がもっと楽しめるように「ビンゴゲーム」を考えだし、やる人も見る人も楽しく夢中になっています。今後も工夫を続けながら進めていこうとしています。引き続き、障がい者の皆さんと親御さん、そしてスタッフのみんなで賑やかに声を出し合い、身体を可能な限り動かして楽しくやっていきたいと思っています。長田東社協の活動となったことにより、活動にあたっての保険料も予算化してもらい安心して取り組めています。
スタッフは12名で、参加する障がい者の皆さんが、より楽しく、よりやりやすいようにと工夫をし続けています。訪問した際は、遊びが終わってからも熱心に新しいゲームや道具の工夫の話を熱心にしていました。