趣旨・目的

裾野市の東部、箱根外輪山の西麓にある里山で、農地保全、森林保全、環境学習などを行い、地域の誇りである自然豊かな里山を子どもたちへ継承する活動を行っている。

活動内容

元々恵まれている、自然（里山）をできる限り保全を行いながら子どもたちへ継承して行きたいと考え、仲間と活動を始めました。「さとやま自然楽校」として、農地保全活動、森林保全活動、環境学習活動に取り組んでいます。農地保全活動としては、耕作放棄地の田んぼや畑で育てて、作って、食べることで食農食育活動を推進しています。 森林保全活動としては、荒廃した森を整備して、落葉広葉樹の森の再生を目指しています。仙郷の森と名付け、森林ウォーキングコースやこどもひろばの整備を行い、野鳥・昆虫が寄ってくる森づくりを目指しています。 環境学習活動としては、農地や森林をフィールドとした里山保全活動の一環として、動植物観察会、ネイチャーゲーム、里山の史跡や芸能などの里山文化の継承にも取り組んでいます。

活動の特徴

市内では古くから活動しているNPO法人で、代表が裾野市の移住定住活動に協力していることから、わざわざ首都圏から参加する人もいます。 また、会員の中にバタフライピーを栽培している人がいて、市内の酒販店が手がけている裾野産の焼酎づくりの一環として、公文名ファイブが栽培した米で作られた米焼酎をバタフライピーで青く着色した「青い新」も人気です。 ※バタフライピー：マメ科の植物で、鮮やかな青色の花を咲かせます。バタフライピーの花には、ポリフェノールの一種であるアントシアニンが豊富に含まれていて、レモン汁などの酸を加えると、鮮やかな青から紫やピンクへと色が変わります。