地元を歩いて再発見!
趣旨・目的
観光客にたくさん来てもらうには、先ず地元の人たちが地元を好きになること!地元のことを知り、興味をもつこと! それには、自分たちが住んでいるところを歩いてみよう!
活動内容
協議会員が、情報を持ち寄り作成した「宝マップ」により各回行先を決定し、町内回覧で募集する。7月は26日に白川地区と決定、会員がガイド役となり、神社、道祖神などを巡り、中国人殉難者慰霊碑へ登る。
この地区の鉱山では、太平洋戦争末期に、ミョウバン石が採掘されていた。携わっていた中国人178人のうち、82人が強制労働と深刻な食糧事情で死亡した。手厚く葬儀が行われ、遺骨は本国に送還されたが、悲惨な戦争への反省と日中友好の誓いを固めるため慰霊の碑が建立された。
毎年関係者を招き慰霊祭が行われている。「鎮魂」と刻まれた慰霊の碑前で、当時の話を聞き焼香をして冥福を祈った。
活動の特徴
参加者22人のほとんどが戦後生まれで、戦争の重みを胸に、平和な毎日を過ごせることに感謝し、人の暖かみを感じて今回のまち歩きを終了した。