三番叟の伝承
情報通信員:三枝和則
三福三番叟保存会
郷土芸能、伝統行事地域文化活動 伊豆の国市
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代表者名
三枝和則さん
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開催月日
平成28年10月9日(日) 13:00 ~ 14:00
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開催場所
伊豆の国市三福 熊野神社境内
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号
趣旨・目的
約400年の歴史があると言われている三福三番叟が、後世に残るよう子どもたちに伝承していく。
活動内容
大仁地域の三番叟は、江戸初期金山奉行の大久保長安が金山の安全祈願のため始めたものと伝えられています。三福の三番叟は種まき三番叟と言われ、農業を業とした当時の人々が五穀豊穣、子孫繁栄を願って行ってきた行事でありました。
三番叟は翁、黒式尉、千代(三役)と地方(笛,小鼓,大鼓)5人で厳粛な舞曲が繰り広げられます。三役は当番町から選出され、地方は中学生から選出しています。9月中旬から地域の方々の応援を得て毎晩練習し、役ごとに師匠を定め指導しております。三番叟は10月の例大祭に奉納されます。
活動の特徴
当地域では、子どもたちが少なくなるなか、毎年新しい方が選出されますので、多くの子どもたちが三番叟に接し興味をもっています。三番叟を末永く継承していくためには若い経験者を多くつくることが務めであると思います。