第22回春の富士山植樹祭を開催します
情報通信員:近藤典子
NPO法人富士山ナショナル・トラスト
自然保護・保全活動 御殿場市
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代表者名
花田文夫さん
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開催月日
平成 29年 4月 28日(金) ~ 4月 30日(日)
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開催場所
富士社会教育センターおよび、富士山御殿場口新五合目
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号
趣旨・目的
富士山東南麓は宝永噴火によって、本来森林であったところが大砂礫地となり、そこが雪崩によって崩壊している。この原因となっている雪崩を緑化によって防ごうという活動を行っている。
活動内容
本年度の植樹祭は平成24年10月1日にNPO法人となって、第5回目となります。内容は、
1日目(4/28):1年かけて育てた苗木を畑から掘り出し、植樹の準備をする。
2日目(4/29):富士山の砂礫地帯に植樹を行う。
3日目(4/30):富士山御殿場口にて、バッコヤナギなどの枝を採集し、畑へ挿し木し、苗木を作る。
昨年開催した植樹祭には、総勢600人を超える多くの方々が参加し、1300本の植樹と7400本の挿し木を作り、事故やケガ等も無く無事に終了した。植樹後は、自然観察と富士山学習会を行い富士山の歌の合唱で盛り上がった。
活動の特徴
富士山に自生する樹木の苗木を作り、その苗木を植樹している。毎年1万本の苗木をつくり、1万本の植樹をするというペースで活動している。活動には、学校をはじめ、企業、労組など色々な団体が、ボランティアで植樹活動に協力していただくに当たり、その団体の受け入れ、世話係りを必要としている。
具体的には、植樹活動の目的や意義についての説明、その方法の説明、道具の準備など段取りを行ない、団体の人達を指導して植樹活動を行っている。
その他、一般公募イベントを年間10回行っている。