~昔の自然を取り戻すために~ 子どもたちに蛍を見せてあげたい!
情報通信員:山本正子
抜里エコポリス
住民ふれあい活動自然保護・保全活動
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代表者名
兒玉徳治さん
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開催月日
月 3回 餌やり、管理など
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開催場所
抜里地区 上手川 抜里八幡神社
151
号
趣旨・目的
地域住民と協力し農村環境の保全に取り組み、心癒される里山風景が次世代の子どもたちに語り続けてもらえる里山づくりを目指す。
活動内容
ホタルの生態系の保全活動は、育成地区の整備(林の間伐・倒木の処理、除草・水路の整備)、カワニナの採取及び放流が年に4、5回、カワニナの餌与えを毎月3回行い、年間600匹のホタルの放流を行っています。ホタルの幼虫放流時は、抜里地区の保育園児と小学生が全員参加し、ホタル博士の会長が生態説明をしています。
以前は、ホタルの幼虫の餌やりで、鹿に餌を食べられてしまうこともあった。
毎年6月の初旬から3週間程度は、町内外からホタルを鑑賞しに約950人の方が抜里を訪れ、年々増えている。1家族500円で開催するパーティーには、昨年度は約300人が参加しました。
この活動をすることで、抜里町内会を抜里という地名を多くの方に知ってもらうことができた。また、ゴミが減り、草を放置し亡くなったり地区がきれいになった。なによりホタルを通じて挨拶や会話が多くなった。
活動の特徴
・町内外から訪れ人たちとの交流も生まれ、地区内では親しさが増し会話も濃くなった。
・子どもの安全と自然相手なので気候よりホタルの出方が左右されるのが一番の心配の種である。
・若手の運営会員が増加している。
現在では、地区内のカワニナだけで賄えるようになった。
また、ホタルだけではなく、地区内排水路の清掃活動、農業用水の維持管理、抜里駅周辺の花壇の維持管理など、抜里地区の生活環境整備にも力を入れている。