「あげんだい」で地域の絆と伝統を守る
情報通信員:北川 明
島田市牛尾地区自治会
住民ふれあい活動郷土芸能、伝統行事 島田市
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代表者名
永井 正 さん
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開催月日
平成 30年 8月 15日(水) 20:00 ~ 21:00
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開催場所
大井川河川敷、牛尾公民館
152
号
趣旨・目的
私たちの住む島田市のシンボル大井川。この川で先祖を供養する盆の送り火「あげんだい」。この伝統ある行事を受け継ぎ大切に育て地域の絆を大切に育む。
活動内容
8月5日の9時、公民館に有志が集まり準備開始、この日は、あげんだいの命である「竹籠(ガンコ)」つくり。リーダーの合図に始まり、最初は遠慮がちに作業を進めていたが、徐々に熱が入り「右だ」「左だ」「そうじゃない」と段々声が大きく“船頭多くて舟前進まずの様相を帯びて、焼け付く夏の太陽に負けない熱いバトルが繰り広げられたが、そこには笑みが浮かんで楽しそう。長老の「これでいい」の一言で作業が進んでいく。
ガンコは、1時間あまりで完成。皆の顔は満足でとってもいい顔でした。8月15日には、河川敷にあげんだいを立て、地域住民で松明を投げ入れる
活動の特徴
地域に残るお盆の伝統行事を先人が継続してきたが、時代の流れか世の常か消えかけた時に、それでは寂しいと伝統を伝えていこうと自治会を中心に地区のコミュニティグループエンジョイ牛尾、子ども会、有志の皆さんが団結して立ち上がりました。
課題はありますが、地域の絆で楽しみながら頑張っています。
※あげんだいは、とうろんとも呼ばれ、藤枝や志太地区で行われている。お盆の送り火の一つです。