伊久美白井集落 今も続く風習 庚申さん
趣旨・目的
地域の伝統文化伝承の継続を後世にに伝え小集落住民同士の絆を深め、家内安全無病息災、災害事故防止等祈願する。
活動内容
島田駅からコミュニティバスで大井川左岸を北へ伊久美川沿いを進むこと1時間、終点の二俣御堂沢につく。徒歩で少し行くと白井集落である。5世帯が心寄せあいつつましく暮らしている。公会堂では庚申さんが今も祀り守られている。
庚申は暦法の干支、十二支のうち、カノエ・サル日に行われ、60日に1回巡る。三戸の虫が庚申の夜、睡眠中に災いをするというので、眠らずに供養をする。病魔、悪魔を追い払う「青面金剛の庚申画像」に礼拝した夜半、ストーブをを囲み飲食しながらよもやま話に花が咲く。
活動の特徴
白井集落は昭和35年8月の集中豪雨による住居埋没災害があったこともあり、神仏崇拝、郷土愛、隣人愛等が強く、助け合いの心やいたわりの精神が年配者から若者へと引き継がれている。5世帯が当番制でお祭りをする。