地域の輪で災害に備える!
趣旨・目的
災害時におけるボランティア活動が、円滑かつ効果的に実施されるために必要な支援活動を行う。
活動内容
東日本大震災をきっかけに発足したこの団体は、地域の人々が災害時も生き残り、援助を受ける力「受援力」を高めるための活動を続けている。
また、高齢化率の高い町内で、日頃から高齢の方々にも寄り添い、柔軟に支援できる体制を心がけている。
平常時の活動としては、①災害時に備えたスキルを磨く②住民が生き残るための活動③会を知ってもらうための普及活動④地元や被災地域への支援を続ける、ことを行っている。
毎年、「災害ボランティア本部の立ち上げ訓練」や「避難所運営訓練」等を開催している。過去には、地区ごとの危険箇所や特性を知るために、町内8地区で「防災町歩き」を行った。
活動の特徴
自然災害に備えた活動とは異なるが、西伊豆町内で新型コロナウイルスのクラスターが介護施設で発生した時、何か困ったことはないかと声をかけ、施設から依頼のあった昼食作りに取り組んだ。代表が会員に呼び掛けたところ、1日5名程度が集まり、おにぎりや自宅で採れる野菜を使った副菜を作り、約1ヶ月にわたって食事を提供した。地域に寄り添った迅速な活動に、感謝の声が多く寄せられた。
今後の予定としては、令和4年1月に、災害ボランティアコーディネーター養成講座を開催する。2013年、西伊豆町に水害災害が発生した経験を踏まえて、会員同士は連携を密にし、日頃の備えや細やかな支援活動を継続している。