ボランティアで“仲間の輪”を広げよう!
情報通信員:加藤和男
葛ケ丘地区まちづくり協議会 健康福祉部”お助け隊”
ボランティア活動 掛川市
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代表者名
大野千比路さん
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開催月日
通年
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開催場所
地区内の高齢者から依頼を受けたお宅
168
号
趣旨・目的
公的サービスや各種支援制度の狭間にある日常的なちょっとした困りごとや住民同士で助け合う活動で、「住民同士の触合いを深め、支え合い、心豊かなまちづくり」進めようという活動です。
活動内容
葛ケ丘地区は、高齢化率が高く50%近い住宅団地。時間と共に子どもたちも成長して離れ、高齢の夫婦のみになり、庭の手入れが自由にできなくなる時期を迎えています。そこで住民相互が助け合う“お助け隊事業”を令和3年の秋からに本格的に開始。当初は、買い物の補助病院への付き添い(車は使わない)、蛍光灯の取り換え、庭の手入れなどを想定していたが、慎み深い住民が多いようで、依頼は庭の手入れ1件のみだった。民生委員の方や利用者の口コミで、令和4年度は、草刈りや庭の剪定、ゴミ出しを主に、8月の時点で15回出動しました。買い物や蛍光灯交換の依頼はまだない。
以前、庭の手入れに3時間かかったことから活動を見直し、活動時間は1時間になった。ボランティアの皆さんの負担について考えるきっかけになった。
活動の特徴
・お金は一切取らない。利用者もボランティアも全くの無料で行っている。ただしゴミ袋は各家庭持ち。
・ボランティア側の交流機会にもなっている。同年齢の多い住宅団地のため、仕事が終わった今、これを機に顔見知りとなり、“また今日も出てくれましたね”という感じで意思疎通ができて、仲間の輪・和が広がっていきます。
ボランティアも高齢ですが、他人のためになれるならばと皆さん参加しています。このボランティアを通してより多くの住民が知り合い、助け合いの輪が広がっていくと、まちづくり協議会が目指す“まち”になっていくでしょう。