知られざる桜の名所 遊水さくらまつり
趣旨・目的
おじいちゃんおばあちゃん一緒にと桜を見ながら楽しめる場所に。世代間を超えたふれあいで地域を元気にしたい。
活動内容
静岡市葵区麻機(あさはた)地区。地元野菜「あさはたレンコン」の産地として有名な麻機遊水地に植えられた河津桜が2月中旬に見ごろを迎えました。
地域ぐるみで楽しむことができるスポットを目指し、2013年に地元有志のみなさんの貴重な寄付により植樹された約200本の桜です。みなさんの想いが届き、伸び伸びと成長した樹は300mに渡る桜のトンネルを作り出しています。
ハス池の堤沿いに広がる菜の花畑とのコントラストも見事で、絶好のフォトスポット、知られざるお花見の穴場として人気急上昇中です。
2月23日には「遊水さくらまつり」が開催され、「麻機太鼓」の演奏や「青空マルシェ」で地元特産品の販売が行われました。
コロナ禍で控えていたお祭りがようやく開催できるようになり、130台の駐車場がすぐいっぱいになってしまうと嬉しい悲鳴を上げる杉浦会長。
出店は地元の商店、JAじまん市など、以前より多くのみなさんが関わってくれるようになったと手答えを感じています。笑顔はまさに満開の桜のようです。
活動の特徴
遊水さくらまつりは、地域主体のまちづくりを目指した葵区まちづくり事業(静岡市葵トラベラー)としても位置付けられ、市内外から多くの集客を得ています。
比較的樹齢が若く小路の両側に植えられた桜は、隣接する緑地公園を訪れた子供さんでも手が届くほど身近で、多く家族連れが一足早い春の訪れを満喫しました。
広大な遊水地、麻機レンコンといった地域の魅力を住民自らがPRすることで、地元を誇りに思い、盛り上げようとする連鎖が生まれています。