地域の伝統文化を未来へつなぐ思い
情報通信員:柴田美智子
四日町シャギリ保存会
郷土芸能、伝統行事 伊豆の国市
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代表者名
小池正治さん
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開催月日
練習日 週1回 土曜日
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開催場所
四日町公民館
180
号
趣旨・目的
地元にある八坂神社(疫病除け・感染予防)の毎年7月に行われる例祭の時に、神様に捧げるシャギリを地元の文化芸能として未来へ継承していくこと。
活動内容
四日町シャギリ保存会は今から50年前に時の青年団が中心になって八坂神社の例祭の時に必ずシャギリを披露していたそうです。しかし時代の変化とともにシャギリをする人がいなくなり、そこで「このままではこの文化芸能が失われてしまう」と危機感を感じた元青年だった方々が当時の仲間に呼びかけてシャギリ保存会が復活されたそうです。
現会長の小池正治さんは、今から5年前の2020年にバトンを渡されて今日まで仲間とシャギリを子どもたちへ伝えています。参加者は小学生限定ではなく、小学生の時に教えてもらっていた子どもが中学・高校大学・社会人になってもシャギリの練習にかかわっています。
小池さんは、飽きないように新しい曲を見つけては会員に教え、演奏できる曲は8曲に増えました。
太鼓・横笛・鐘の音色の調和は、昔青年団の郷土愛を未来へ繋げたい音色でした。
活動の特徴
インタビューしている途中で若い女性が「私は小学生時代から教わり、中学、高校も続け…、今は隣町の小学校の新米教諭です」と言われてシャギリ保存会の指導者の心が子どもたちの心に届いている。
幼児連れのママ達の横笛演奏も、我が子に伝えていきたい思いを感じました。