コミュニティ活動賞

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令和3年度コミュニティ活動賞決定!

優秀賞受賞2団体紹介

明倫地域の住民が一体となり魅力ある住みよい町づくりに取り組み、町と連携し事業を推進する。
“谷戸山にいだかれて 水音ひびく やすらぎの郷”

明倫(メイリン)地域まちづくり推進協議会(小山町)

 明倫地域では、2020年を目標にした地域活性化のためのまちづくり計画である「明倫地域金太郎計画2020」を住民主体で作成した。その計画に基づき、①ホタルの乱舞に歓声が上がるホタル観賞ウォーキング、②収穫の喜びや地元愛の強化を促すジャンボカボチャ・ハローウィンカボチャの栽培・無料配布、③地域の魅力を知り素晴らしい自然を肌で感じる谷戸山ハイキングによる地域探訪を3つの柱として行事を実施している。耕作放棄地に、玉ねぎ、カボチャ、さといも、さつまいも等を植栽することにより、幼保(こども園)、小中学校、障がい者施設、地域住民との交流を図っている。

 地域にもたらした影響としては、毎年実施していることから、こども園、小学校の子どもたちが参加してくれる。ホタルは自生のため地域の環境のすばらしさを実感している。栽培したヒマワリは、満開時にはこども園、小・中学校に配布し、近所の方や消防署、商店にも配布し飾ってもらっている。ジャンボカボチャ・ハロウィンカボチャは体重あてクイズや装飾に活用している。

 地域に根づいた活動であり地元のことを知りその資源を活用し、地域住民が楽しく活動しており、地域の各種団体との連携にも配慮するなど、地域のコミュニティ活動団体として高い評価を得た。

 

花と緑のまち浜松を推進

フラワータウン和地(浜松市)

 

 バス停や交差点でのポイ捨てなど、地域のごみ問題を解決したいと思い、地域を花で飾ればごみの不法投棄が減るのではないかと考え、地域の皆さんの協力を得て平成5年にスタートした。東名浜松西インター入口、和地協働センターをはじめ公共花壇の整備、地域挙げての花いっぱい運動を行ってきた。

・育てた苗を篠の谷北公園、篠の谷南公園で和地小学生・和地幼稚園児と植え付け

・育てた苗を浜松西インター前、和地協働センター、すじかいばし交差点等公共花壇に植え付け

・協働センターまつりでハンギングバスケット展示

・東大山河津桜まつりにボランティアとして参加

 活動していく上で、会長がビニールハウスを提供し、種から苗を育て、日々の世話をしている。それにより苗を購入するより安価にすることができたが、苗を育てる技術が難しく幾度も失敗し苦労した。コロナ禍の中では、作業所ごとに人数を制限し、分散することで密を避けてきた。貴重なみどりを守り親しむとともに、豊かな心を育み、ゴミの不法投棄も減り、住みよい環境づくりを推進することができた。また、浜松市の花と緑の推進運動に貢献した。今後、会員の高齢化という現実的な問題もあるが、健康には十分気を付けながら、地域の活性化及び環境美化による住みよさが実感できるまちづくりに貢献していく。

優良賞受賞4団体紹介

※生きいきボランティア活動に定年なし!
※五和駅から広げる地域活性化の輪!

チームおもしろ五和駅 (島田市)

 

 大井川鉄道の駅舎「五和駅(現在名:合格駅)」の有効活用を進めるために2014年発足。これまで、駅舎周りの美化活動、駅舎内に合格地蔵尊を安置。七夕飾りや正月飾りなど定例イベントを開催している。コロナ禍になり、野外活動を導入。合格駅よこの休耕田を使ったひまわりプロジェクトは大成功。五和地区の保育園や小学校との交流など、地域住民を巻き込んだ活発な活動を行っており、地域活性に大きな寄与をしている。

自助・共助・協働

特定非営利活動法人御前崎災害支援ネットワーク(御前崎市)

 行政に頼らない自助・共助・協働」をモットーに、2007年から継続的に防災減災の啓発に尽力している団体。活動内容は、一般のボランティアを募っての被災地への支援活動、避難所運営の研修会の開催防災リーダー養成講座の開催など多岐にわたり、市民のみならず県民の防災意識の向上にも努めている。地域の防災力を高めるとともに、防災というテーマを通して、希薄化が進む地域コミュニティーの活性化に寄与している。

高町及び近隣住民に「買物の場」及び「ふれあいの場」を提供し、市場に人が集うことから異年齢の人の交流が生まれ、地域のコミュニケーションを深める

高町第3日曜市場 (浜松市)

 浜松市中区役所の西側に位置する高町は、約 390世帯 755 人が暮らしている。住民の高齢化が進む中、町内主要小売店の閉店が進み高齢者世帯が日常の買い物に困難をきたす事態が発生しため、自治会主体で「まちづくり協議会」を立ち上げ、日曜朝市を企画し住みよい環境づくりに努めている。住民アンケートをきっかけに始まった朝市も今年で 15 年目となる。「買い物の場」にとどまらず、「地域のふれあいの場」として定着し、三世代交流が図られ地域の活力向上やネットワークの形成に貢献している。

 

舞阪町のお年寄りが生き生きと暮らすことができるように応援していきたい。

りんりん会(浜松市)

 

 昭和56年に舞阪町婦人会の活動として、高齢者宅に手作り弁当の配布を行っていた。浜松市と合併後も、お弁当やお菓子の配布を通じて、高齢者の安否確認事業を40年にわたり実施。舞阪地区の高齢者福祉の増進、明るい地域社会の形成に貢献している。平成25年から舞阪協働センターの事業である夏休みの小学生を対象にした、お菓子作り教室の教師として協力もしている。舞阪地区のコミュニティ活動の推進に大きく貢献している。

 

奨励賞受賞6団体紹介

 

「避難だ!なに持ってく?」~目指せ、みんなの自助力向上!~

チーム防災いずのくに(伊豆の国市)

 2019年10月に発生した台風19号での体験をきっかけに集まった女性11人、男性1人からなる団体。2020年、市民に向けて防災に関するアンケートを実施。その結果、私たち市民一人一人が、防災について「自助」の意識を高めることが大切だということが分かった。日ごろからの心構えなどを多くの方に知っていもらえたらという思いから「防災いろは」が生まれ。幅広い年代で活用してもらうツールの「防災カルタ」を製作。防災カルタ出前講座やバスタオルでつくる防災頭巾講座などの活動を行っている。

20年後の伊豆の国市を支える人材を育てる
子どもたちとプロがつくる伊豆の国市の地域情報誌

IZUCCO制作実行委員会 (伊豆の国市)

 2019年、子どもたちが、クリエーターとコラボして作ったローカルマガジン「IZUCCO」。プロのレクチャーを受けた子どもたちが、伊豆の国市のいいところを取材して町の魅力を表現し、活動を通じて地元を愛する子どもたちを増やすことで、20年後の伊豆の国市を支える人材を今から育てることができるのではないかと考えた始まった。

子供をつなぐ、地域をつなぐ、そして未来へつなげる一歩を

子遊会(沼津市)

 2019年発足。季節を感じ、デジタルから離れ、昔ながらの遊びを体験することで伝統を受け継いでいく活動を中心に、地域活性につながる活動を行っている。地域住民の協力を得て、畑や海のある原地域の地理的特性を活かして、地引網やジャガイモの収穫など親や祖父母世代との世代間交流も促している。生涯学習行事への団体参加、環境美化活動を新たに計画している。

~お婆さんもホームラン!~
健康づくりとコミュニティ活動を楽しむ道具として役立とう!

リアル野球盤協会 (島田市)

 2009年。地域の高齢者が楽しみながら運動してもらうために開発。幼稚園や介護施設、高齢者サロン、町内の親睦会などで楽しんでもらっている。当初は中学校区で行われていたが、現在は県内外にリアル野球版が広がっている。世代間交流、障がい者交流に役立っている。金谷の障碍者施設へ用具の一部を製作依頼し、施設の収益向上に貢献している。

 

「ピンピンコロ」近所仲良く

月曜会 (吉田町)

 ヘルパーの資格を持つ代表が農協婦人部の活動で年に2回レクリエーションで町内各地を回っていたところ、ご近所の人たちから毎月開催してほしいと言う要望があり、2013年から始まった。当初は月1回であったが、参加者の要望で月2回となった。内容は介護予防体操や認知症予防の声出し、懐かしの愛唱歌を歌うなど。今年度になり男性2人が仲間はいり、更なる内容の充実を図っている。

子供たちが楽しく遊べる場などを提供することで、子供たちにとって地域の楽しい居場所づくりをすることを目的として活動している。

高台ワピ(浜松市)

 

 家庭環境に関係なく地域において横のつながりが希薄になっていることから、子どもたちを地域で育てる手伝いをしたいと考えるボランティアが集まり、2018年団体を結成。主な活動は、学校の長期休みに開催する学習会。毎月第3金曜日に開店する子供食堂。地元中学校制服バンク(中学校制服のリユース活動)毎週水曜日の放課後の居場所づくり授業ふれあいルームを実施している。コロナ禍でも継続的な活動を実施し「地域の子どもたちのために何かしたい!」という団体の志が大きな活力となっている。

審査総評 (川口良子審査委員長)

 

 本年度の活動賞は、別掲のとおり優秀賞2団体、優良賞4団体、奨励賞6団体となりました。
審査方法は、あらかじめ各委員が応募資料をもとに、審査基準である地域性・主体性・普遍性・発展性・独創性、活動実績について事前評価を行い、審査会でその評価結果を踏まえ慎重に審議し、各賞を決定しました。


本年度の応募数は、5市2町の昨年度と同じ12団体とやや少ない件数でした。コロナ禍が続く中、コミュニティ活動には大変厳しい環境が続いていることによるものと推測します。そのような中、各応募団体はマスク着用、手指の消毒などの通常の対策に加え、3密を避けた屋外での活動、ZOOM会議やSNSによる情報交換など、コロナ禍への対応に、それぞれが工夫しつつ、活動の継続と展開に努力している状況が伺えました。


審査においては、ホタル観賞ウォーキングや耕作放棄地での野菜作り、里山ハイキングなど、地域資源を活用した多世代が参加する活動を続ける団体や、地域のごみ問題の解決を発端に、種から苗を育て、東名インター入り口や公園などの地域内の各所を、多くの会員が地域の人と共に、長年、花いっぱいの地域づくりをしている団体といった、“自分たちの住む地域”での“地域ぐるみ”の活動が、審査委員に強いインパクトを与えました。


また、荒れた無人駅を綺麗にして、地域の拠点として活性化させている団体、災害地域でのボランティア活動や他団体への講師派遣に取り組む防災のNPO法人、地域課題を自ら把握して買い物の機会と地域住民が触れ合う場を提供する活動、お弁当やお菓子の配布を通じて高齢者との交流を40年続けている団体などが審査委員の高い評価を得ました。


審査の過程で、多様化する“コミュニティ活動”への評価の視点に関して熱心な議論が行われました。一定の地域を対象とする性格は薄いものの、他のコミュニティ活動を支援する活動に対して、“審査委員会として特別な賞を授与しては”という議論もされましたが今後の検討課題とされました。
次年度以降においては、コミュニティ活動団体が、コロナ禍を乗り越え、新たな課題の解決に向けて知恵と工夫と団結力により積極的に活動し、その成果を持って本「コミュニティ活動賞」に多数応募されることを期待しております。

表彰式  「コミュニティ・フォーラム2022」の席上

とき:令和4年2月12日(土)  会場:御前崎市民会館(御前崎市)

あしたのまち・くらしづくり活動賞」への推薦

公益財団法人あしたの日本を創る協会が全国規模で募集している「あしたのまち・くらしづくり活動賞」に、優秀賞受賞団体を、令和4年度同賞に本県から推薦する

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