大平の石仏群に現代の息吹を・・・
情報通信員:中澤俊雄
大平郷土史研究会
地域の活性化地域文化活動 沼津市
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代表者名
杉本武司さん
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開催月日
月 1回 定例会 活動は通年
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開催場所
大平地区センター、大平地区内
143
号
趣旨・目的
「沼津の宝100選」に認定されている245基の石仏群を巡るハイキングコース整備と神仏信仰・故郷の歴史を学ぶ。
活動内容
古文書によると戦国時代、駿河の国と伊豆の国の境に位置し、戦乱にも巻き込まれた歴史を有す大平地域は、三方を山に一方を狩野川に面し、幾多の水害や干ばつに見舞われ、疫病の発生に苦しむことも多かった人々の平安を神仏にすがるしかなく、多くの石仏が建立され心の拠り所としても大切に祀られてきた。点在する石仏群はその歴史の重さを物語るかのように、苔むし朽ちかけている碑もあったことから保全に取り組み10年。定例会では神仏信仰の歴史・貴重な城跡や史跡・当時の生活文化の歴史を学び本に纏める作業を進めている。
活動の特徴
一般を対象に開催される歴史講座と史跡巡りウオーキングは年1回、富士山の雄姿を仰ぎ、豊かな大平の自然を満喫することができる。
会を重ねる毎に参加者が増えている、点在する由緒ある7寺院を訪ねるのも楽しみの一つ。