地域で学び、地域を育てる、ふるさと学級で地域を知る。
趣旨・目的
自然への挑戦や野外での活動による地域の人たちとのふれあいの中で自分たちの住む故郷を知る。
活動内容
自然観察や古道の散策、伝統行事の体験、キャンプ、植樹祭などへの参加や町民文化祭への参加などがあり、自然や文化にふれながら地域の方との交流活動を通じて故郷を知る体験を行っている。
老人会の指導で、年末のお飾りやハマユウの葉で作る節句を飾る「はんまあ様」づくりなど多くの人と関わって故郷の文化を伝承している。
年10回開校するプログラムは、幅広く郷土を知ることができるようにできている。少子化の中、外に出て勉強以外のことを学ぶことができる。
活動の特徴
昭和52年から続き、主催は教育委員会だが運営は民間ボランティアで行われ、指導員には、ふるさと学級の卒業生がなっていることも。「はんまあ様」は、ハマユウの葉で作る侍雛や魚雛。これを9月9日に、大漁祈願や禊祓みそぎはらいのために海に流す年中行事。現在では民俗行事としては希薄で、「稲取ふるさと学級」が中心となって続けている。