屋台が作った地域の“団結力”
趣旨・目的
祭り屋台導入で地域の結束と住民活性化
活動内容
磐田市大原3地区の中で唯一屋台がなく、毎年お祭りの時期になると寂しい思いをしていた子どもの頃、志を一つにする仲間が、過疎化の危機を何とかしたいと屋台建設のために立ち上がった。
屋台建設から今年で4年目、横笛吹き方や太鼓の叩き方も盛んな地区に休みを返上して足重に通い、自分たちで屋台引き回しができる様になってきた。さらに、お祭りも昨年から3地区合同で開催できるまでになり、かつてこの地区を出た子友たちも徐々に地域に戻り、微増ながら増え27世帯から現在35世帯を越えるまでになっている。
また、お祭りに直接参加出来ないが屋台に対する気持ちが同じお年寄りに対し、参加できるようにお宅の前まで屋台を引き回す気遣いも忘れていない。
活動の特徴
小さな自治会で予算も人も少ないのですが、多くの自治会員の協力のもとに本当に地域の“輪”と団結することで地域を一つに纏めることができている祭りであると思いました。
祭典だけではなく、大規模災害時などでもとても大きな力になると思います。子どもの頃の夢を叶えるために立ち上がったメンバーの心意気を感じる取材でした。
屋台導入を核に地域の活力と結束力の強さを感じる地区です。