山の手花と香りの郷づくり
趣旨・目的
花と香りに包まれた住みよい快適な生活環境をつくり出すとともに、多くの市民や観光客が訪問して癒されるような景観形成を図る。
また、市内で最も古い時代から住んでいた地域でありますので、文化や文化遺産を子どもや一般市民に伝承していく。
活動内容
高草山に接する策牛(むちうし)、関方、方ノ上(かたのかみ)の東益津山の手地区の有志でつくる「山の手未来の会」では、高草山が古くからの交通、情報通信の要所だったことから、古代通信「狼煙上げ」を狼煙台があった方ノ上城址で毎年11月に行っている。今年で21回目となる
また、16年ほど前に地区の広場や各家庭に配布した蝋梅の香りを辿りながら山の手の文化を探訪する「ふる里探訪と蝋梅の香りを聴く会」、朝比奈川西岸に200本植え、「山の手桜」と名付けた河津桜が立派に育った「山の手さくら祭り」を実施している。山の手地区の朝比奈川堤は、日常の散策路となって親しまれている。
今年度、日本さくらの会から功労者として長年の積極的な活動が評価され全国表彰された。
・方ノ上城址保存、狼煙保存、山の手桜管理、登山道整備、ふるさと探訪、ろう梅の里づくり他
活動の特徴
地元全体が蝋梅を楽しむ散策場所になっている。樹齢20年になる山の手さくらと福井県より寄贈された越前水仙の花との共演に近年は市外、県外からも訪れ、桜の観光スポットとなっている。
特に桜祭りは、年々訪れる人が増え、地場産品の販売で農家の人も喜んでいる。