茶の実の灯りでにぎわいを、茶の実オイル・あかりアートin菊川の里 開催
趣旨・目的
お茶っていろんな楽しみがあります。味わう楽しみ、食べる楽しみ、香りを楽しむ、作法を楽しむ、茶園の景色を見て楽しむ。そして、新たな楽しみとして「魅せて」楽しむ。茶の実油で魅せる楽しみを紹介して、人を呼び込み地域を元気にする。
活動内容
茶の実の灯りで魅せるあかりアートを紹介します。茶の実の最盛期の11月の茶の実拾いから始まり、拾った茶の実は天日干しし半年程度乾燥させた後、会員が公民館に集合し搾油の為の外皮の殻割りをハンマーやペンチで殻を割り実を取出す。
単純でつまらない作業も、皆で世間話をしながら行えばまた楽しい。
次に圧搾器による搾油ですが、1日500gの茶の実から採れる油は50g。茶の実油は実の量の1/10位しか採れないので、必要な約2ℓの油を採油するまで約1ヶ月以上かかった。
並行して竹の切り出しと250個余りの竹行燈を作ります。108個は茶の実油で灯し、残りはローソクを使用した。当日は同時開催の「あんどん作りコンテスト」の出品作と並べて一斉に点灯。すべてが手作りの景色はとても美しく魅力的でした。
活動の特徴
地元の資源を使って、皆で考え工夫して、笑って、汗して、作り上げていイベントです。3回目を迎え、会場レイアウトの大幅な変更で好評だった反面、行燈の芯が事前テストより早く燃え尽き点灯時間が短くなったり、飛び入りの和楽器の音色が聞こえないアクシデントなど課題も見えた。
完成形は見えないけれど年々進化するイベントだ。