伊井直孝は焼津市中里で産声をあげました
趣旨・目的
伊井直孝は、井伊直虎の孫にあたり、その直孝が焼津市中里の産まれであることを地域の人々に認知されて、これを機会にまちづくりの気運をあげていきたい。
活動内容
NHK大河ドラマの『女城主直虎』でクローズアップされた井伊家の井伊直虎の孫にあたる直孝は、彦根藩二代藩主となり徳川初代から四代にわたり将軍の側近として仕えた人物である。その直孝は、実は焼津市の中里で産声を上げ、ここ中里には、井伊直孝が産まれた際使用したとされる『産湯の井』があり、この井戸は、平成25年に焼津市指定史跡になりました。その後、この史跡をまもり、広め、地域自慢としてまちづくりに生かそうと有志が集まって会が誕生しました。
直孝は、戦で活躍し『井伊の赤牛』の異名をもつことから、地域の子どもたちに赤い厚紙で甲冑作り会を実施、また、中里地域のミステリー俳句会の開催なども行っています。
これら歴史的財産をまもりながら、地元民が一体となり、今後の地域づくりを目指しています。今後は、中里以外の東益津地区との連携を図ることで、より広域な広報活動を実施し、井伊直孝に関する史料をもとに会員相互の勉強会を実施することで更なる知見を身につけていきたいです。
活動の特徴
この『産湯の井』の近くに、井伊直孝が自分の病気平癒のために建立した『若宮八幡宮』があり、今後も地域の神社としてまもり、近づく400年祭に向けて住民の認知度を上げてコミュニティを推進していきたい。
地元で実施している老人集会や地域住民集会の場にて会員が講演を行うことで地元住民に当地の歴史を再認識してもらい、より深い関心を持っていただく。