静岡県が提唱した「伊豆新世紀創造祭」に基づく修善寺の経営
情報通信員:伊藤 博
ノスタルジックロマン修善寺 推進委員会
地域の活性化 伊豆市
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代表者名
山田健次さん
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開催月日
月 1回 (定例会)イベントは通年
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開催場所
修禅寺境内を核に周辺地区
156
号
趣旨・目的
「まちづくり」「モノづくり」「ことおこし」「ひとづくり」の観点に立ち、修善寺の価値を明らかにして、担っていく人を育成
活動内容
「ことおこし」の内容
・昔、映画や芝居をやっていた「桂座」の再興を目指して春と秋に修善寺境内で演奏会を開催する。
・精進料理をベースに「修禅寺御膳」を創作して、修禅寺において料理を年1回提供。
・「修禅寺奥の院・春・秋の静寂」(計6回開催)は、「修善寺ふるさとガイドの会」が修禅寺から奥の院までの里山の道を案内して、湯舟地区の女性たちが地産の食材で作った弁当を提供。
・だるま山のキャンプ場で子供のために夏に2泊3日の「自然塾」を開催。
「人づくり」の内容
小学生の卒業記念事業として修善寺の各地の名所に、桜、モミジ、梅を植栽。
その他の活動については、伊豆新世紀創造祭の理念を受けて、いろいろな住民がまちづくりやものづくりに取り組んでいて、時代の変化に即応して見直し、新しい価値を見つけ人を育てることにしている。
活動の特徴
修善寺温泉は、1,200年前に弘法大師の「独鈷の湯」の伝説を受けて、昔から湯治客でにぎわい、明治になって鉄道が開通して文人墨客が訪れ、その後、観光客が訪れるようになって栄えている。住民と修禅寺の連携した取り組みが修善寺を良くするという伝統が息づいている。