お盆の夜に大歓声が響く、伝えていきたい灯篭上げ
趣旨・目的
地域住民の融和協調、地域の活性化と行事の継続を目的として活動する。
活動内容
大井川流域には、祖霊を川辺で送る行事が多い。島田市伊太地区の笹和会は、近くの河川敷で毎年灯篭上げを行っており、今年も8月13日に地域住民が大勢参加した。
大井川沿いの集落のため昔は大雨が続くと度々洪水に襲われ水難事故も多発していた。犠牲者の霊を弔い、安全祈願をするお盆の夜を彩る伝統行事である。
高さ15メートルほどの丸柱の頂上に花火を仕込んだ麦わらの束を括り付け、下から地元の子どもや大人が松明を回し投げる。高さがあるため、中々火がつかず点火すると大歓声が響く。令和の新たな時代をむかえ平穏無事を願う夏の風物詩である。
活動の特徴
近年の少子高齢化や近隣同士の交流の希薄化が進む中で、これに歯止めを掛けようと頑張っている。
郷土愛を高める為、伝統行事の継続や氏子神社祭禮へのボランティア活動、若者も呼び込みテント張りの中は大にぎわいでした。