歴史カルタを作成して地域の活性化を
趣旨・目的
大人と子どもたちが手をつないで現地を訪ねてもらい、自分たちの地域や歴史を知ってほしい。
活動内容
平成26年、かるたの製作にあたり松野歴史かるた委員会を立ち上げた。各々得意とする分野の資料集めを行い、集めた写真を古老へ聞き取り調査。地元の人から聞いた目印を頼りに、獣道に分け入って現地調査など地道な作業を経て完成した。
工夫した点は、手に取って一枚一枚に印象や情景が残るように、かるたのイラスト面は黒く縁どりされている。また、現地を訪れる利用者からガイドブックの要望を受け、平成31年2月にガイドブックを作成した。
かるた完成後は、このカルタをもとに松野地区の歴史を勉強する講座を毎年開催したり、他地区からの要望でスライドを使い説明に出向いたりもしている。また地元の小学校へ出向き松野の歴史をしってもらう。
かるたを作ったことで、子どもは地域を知る機会となり高齢者には昔を懐かしんでくれている。
活動の特徴
現在、富士市26区にもかるたを配布しており、かるたの史跡を訪れる人に向け、まちづくりセンターで案内の受付をしており、松野まちづくり協議会でガイドをしている。
因みにちの札「血流れの由来止める古戦場」は、武田と今川又は徳川の戦いと思っていたが、武田と北条の戦いと知り、1560年代、北条は静岡市の東部まで所要所ており熾烈な戦いが随所にあったと思われる。
自分たちの住んでいる地域をゲーム感覚で知ることができるのは素晴らしいアイディア。