子どもたちに理科の楽しさをしってもらう教室
趣旨・目的
子どもたちに理科の楽しさ、大切さを知ってもらい、将来の日本の科学技術を支える人材の芽を育んでいくことを目的とします。
活動内容
若者の「理科離れ」に危機感を抱いた東工大OBが立ち上げたボランティア組織(静岡支部)で、静岡県東部を中心に、小学校の授業の一環として実施する他、理科クラブ、放課後児童クラブ、子供会、イベント会場での公開教室などで活動しています。
理科を勉強することの楽しさや有用性を、理科実験を通して子どもに体得してもらおうと活動。実験では、「見ているだけの生徒」が居ないよう、生徒全員に実験器具と材料を渡します。また、4人~6人に1人の割合で、アシスタントの先生を配置します。実験中に疑問を生じたら、いつでも質問可能です。また、難しい操作については代行もします。
授業は、実験だけでなく、関連する科学の法則や、身の回りの応用例などについても易しく説明します。実験に使った材料は持ち帰りを推奨しています。生徒が家族の前で学習した実験を紹介してくれることを期待しています。
新しい驚きの発見や知識の収得によって、生徒の目の輝きが増したとき、メンバーも明日生きる活力が充電される。
活動の特徴
易しく楽しい理科実験を企画し小学校に提案し、理科担当の先生と協同して授業を行っています。
指導するメンバーの平均年齢は70歳超、生徒は1桁? このギャップを乗り越えて科学技術の真実を議論しています。なお、教室への参加費用は無償~材料費であり、蔵前工業会および地元の企業の賛助金によって支えられています。
「くらりか」活動は、全国レベルでは、年間500教室、参加児童数15,000人の規模で活動しています。