子どもの米作りが地域の諸行事に一役
趣旨・目的
小学生の見守りや交通安全などの自主活動と天間小学校の米作り体験をすることで、子どもの成長を地域で見守る
活動内容
昭和59年に田園地区に開校した天間小学校では、学校体験事業の一環として4年~6年生による「米作り」が、開校時から今日まで35年もの長期にわたり、地域住民の協力を得て続いている。
現在「米作り」の食育授業は、各学校で行っており珍しくないが、これまで続いたのは、米作の後に関わる行事に、天間地区生涯学習推進会が運営に加わり、まちづくり推進会議に引き継いでいる。
ここで精米されたお米は、収穫祭での餅つき、梅まつりでの福祉推進会による赤飯弁当の高齢者宅への配布、藁は正月のしめ飾りと毎年4月~12月まで9ケ月に及ぶ行事に寄与している。
活動の特徴
富士市も保健部の中に「食育推進室」が設置され、26地区で市の指導の基に活動している。しかし、35年前に学校が創設して、特徴ある地域づくりに独自の「米作り」が、今や食育の定番事業になっている。高齢者宅への赤飯弁当も現在200食を超えている。