世界的な造園家「中根金作」の手掛けた庭園整備
情報通信員:寺田敏幸
湖西市新居中根庭園を研究する会
ボランティア活動地域文化活動 湖西市
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代表者名
吉元洋美さん
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開催月日
月 1回 草びき会
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開催場所
湖西市新居町 老人福祉センター内日本庭園
159
号
趣旨・目的
旧新居町に残る文化財級の価値がある世界的造園家中根金作が手掛けた庭園を整備し、貴重な地域資源を守り後世に遺し伝えていくこと。
活動内容
足立美術館やボストン美術館の庭園を整備した磐田出身の中根金作氏。旧浜松工業学校時代の知人の縁で、旧新居町でも数多くの庭園を手掛けていた。地域の資源でもある同氏が手掛けた庭園や公園を多くの方に知っていただこうと平成30年4月に庭園巡りのカイドツアーを実施したところ大盛況。合併後は手入れが行き届いておらず、当初と形態も変わってしまっていたのだが、参加された方々が中根庭園のすばらしさに感動された。
そこで定期的に手入れをし、中根金作が目指した庭園に近付けるよう復元を目指していこうと毎月1回「草引会」(草取り)を開催。参加者は工具や軍手持参で雑草や枯れ葉集め、地域資源を守る活動を始めた。
毎年春分と秋分の日のガイドツアーを開催。
活動の特徴
・中根氏が磐田の出身であることから、会員の1/3は磐田や浜松などの方で皆さん月1回磐田から駆けつけている。
・中根金作氏が設立した「中根庭園研究所」の技術的なバックアップと協力のもと、活動をしている。
・参加費300円は、草取りに必要な道具を購入し参加者に還元する計画。
・幸いにも庭師の方がボランティアで指導してくれている。