町の駅我入道 (移動販売業者の協力による町の駅)
趣旨・目的
第三・第四地区包括主催の地域ケア会議や、地域福祉関係団体への聞き取りから、我入道、牛臥周辺では商店が少なく日常商品購入に困っている意見が多く、問題解決のための検討会を実施し高齢者の買い物支援を行った。
活動内容
開催に当たり、従前より移動販売業者や福祉施設に協力を呼びかけ、産地直送の野菜、果物、弁当、パン、惣菜等の日用品や我入道漁協の水産加工品など8業者が参加。第一回目は、販売開始から30分以内でほとんどの商品が売り切れの大盛況であった。
コロナ禍出の開催なので、受付で検温、指手消毒を実施し、利用者名簿を作成する等、感染症対策を徹底した。会館内では6業者が入り販売をしたが、コロナ感染症の中利用者定員を15名以内の人数制限で実施。また、商品が売れ残った時のことを考えて、全て業者に任せるなど、工夫をした。
車で来られた方が多く、駐車場が狭いので、対応に苦慮。また開始早々に売り切れ購入できない方もいたことから、今後は野菜と商品の数を増やすことが必要である。
地区社協の役員が会場で待機をし、買い物で重くなった荷物を代わりに持ち、自宅まで届けるサービスを行った。
活動の特徴
第三・第四地区では近隣にスーパー等がなく、買い物先が遠いために困っている高齢者の支援とともに、コロナ禍で家に閉じこもりがちな高齢者の外出と住民相互の交流の機会とすることが狙いである。
当日のアンケートや利用者からの聞き取りで「近いし歩いて来られるから便利」「バスに乗ってスーパーまでいかないと必要なものが買えないので、定期的に開かれるなら利用したい」「知り合いの方にも久しぶりに会えて嬉しい」等の声が聞け、改善点は多くあるが、事業継続の必要性を感じた。出店団体からも「地域住民と交流できて楽しかった」「また協力したい」という声をいただいた。