空き家活用リノベーション
情報通信員:志田忠弘
シェアプレイスsusono towa(活用・運営)wACKA(リノベーション)
裾野市
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代表者名
加藤照美 さん(コミュニティマネージャー)
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開催月日
通年
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開催場所
シェアプレイスsusono towa
166
号
趣旨・目的
空き家対策と空き家を活用できる人材の育成を目的とし、リノベーションを継続しつつ地域に開かれた運営をしています。
活動内容
まずは、空き家を活用できる状態にするためのリノベーション事業として、関東の建築学生を集めた「wACKA」を結成し、2020年から着工しました。工事の途中の2021年春から “テナント”に入居してもらい、徐々に地域に開かれたスペースとして整備していきました。
テナントとしては、おしゃれでかわいい文具を扱っている「てくてくあんよ」とコーヒーの焙煎を行っている「komon」などが入居しており。常連さんも定着してきています。メンテナンスを含めた工事を継続することで、建築学生たちも世代交代しながら地域と関わり続けるという仕組みもユニークです。
活動の特徴
リノベーションを行う学生集団と起業を行うテナント(どちらも地域外の人たち)が相乗効果を発揮して、住宅街の片隅の空き家が、地域の人たちが集うサロン的な空間となりつつあります。空き家活用の新しい事例となっています。
「てくてくあんよ」オーナーの加藤さんが“コミュニティマネージャー”として、地域社会との交流を活発化させています。年初から始まった「いわなみマーケット」は、食やクラフトが集まったマルシェで、地域の子ども連れがたくさん集まりました。今後定期的に開催し、地域との絆を深めていくそうです。