趣旨・目的

　富丘地区にお住まいの高齢者や障がいを持たれている方など、なかなか外に出る機会が少ない、気がかりな方を対象とし、同じ地域に暮らす家族一員として一緒に食事を取り、歌や踊りを見ながら1日楽しんでいただくつどいの場です。

活動内容

　地域の高齢化が進む中、寄り合い処、スロートレーニング、脳トレ、グラウンドゴルフなど、高齢者が集う場所が多々あり、健康増進や人との会話を交わす機会が広がっています。このような取り組みが広がる中、様々な事情により、参加できない、参加したくとも足がないなどの理由で、家の中に閉じこもる高齢者も増えてきています。民生委員の方や自治会のみなさんの協力により、家からなかなか外へ出られない方を対象に、「あったか家族のつどい」への参加を呼びかけています。 　午前中は、お誕生日会や講話を楽しみ、午後は、オカリナの演奏や様々なサールク団体の演奏や、踊りを楽しむ時間となっています。月1回の開催ですが、参加者はこの回に出席する事を非常に楽しみにしており、参加することを生活のひとつの目標にもしています。

活動の特徴

「あったか家族のつどい」は活動を開始してから、ちょうど10年になります。 ボランティアによるデーサービスと言っても過言ではありません。 介護保険を利用した有料のデーサービスは多々ありますが、送迎を含め、地域のみなさんに支えられた高齢者向けの福祉活動となっています。 　富士宮市の社会福祉協議会は、14地区にそれぞれ地区社協を組織し、その一つに富丘地区社会福祉協議会があります。富丘地区社協の活動は6つの活動部会があり、その一つが「あったか家族のつどい」です。各自治会から選出された推進委員のみなさんが活動の主体となっています。