8年ぶり!地区に響く「ワッショイ!」
趣旨・目的
落合地区の氏神様を祭る落合熊野神社の運営を助ける
活動内容
老人会は解散、子ども会も今年度をもって解散するそんな静岡県最東部の町小山町は落合地区。ここ数年、落合地区では氏神様である熊野神社で行う地域の季節のイベントに人が集まらず苦心していました。そんな現状において令和6年の秋は4年に一度の熊野神社の大祭の年。前回の大祭はコロナで中止となっており実に8年ぶり。
チラシを配っても人は集まらないと周りから言われながらも、氏子会長は人とのつながりが希薄な今だからこそ、コミュニティー作りが必要だと強い意志のもと落合地区の交流会も併せて開催することで、幅広い年齢の方が参加できるよう工夫し見事大成功を収めました。
当日は44名もの子どもたちが、子ども神輿をかつぎ落合地区を練り歩きました。子どもたちの声が響き、大人たちも家の外に出て声援を送るなど静かな町に活気がみなぎるのが見えました。
式典も終わり、そのまま同じ場所で地区主催の交流会が開始されました。天候にも恵まれ外でみんなで食べる食事はまた特別な味でした。
この経験を通じ、同じ場所で開催される初もうでやさいと焼き、節分の豆まきなど今までは参加してこなかった行事にも多くの方が参加するきっかけになるのでは?と思いました。
活動の特徴
田舎でも近隣住民とのコミュニケーションが取りにくくなっています。
その中で地区の伝統行事を参加しやすい形で開催することで0歳から90歳の多くの方に参加していただける行事となりました。
地域の子はみんな氏子。これからも地域で地域のイベントを大切にしていく土壌が出来る環境づくりを見ることができました。