地引網と海岸清掃
情報通信員:吉永優子
吉田町4地区合同地域教育推進協議会
コミュニティまつり等イベント青少年育成活動 吉田町
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代表者名
近藤順次さん、近藤直久さん、酒井 仁さん、和田住男さん
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開催月日
平成 30年 7月 22日(日) 8:00 ~ 13:00
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開催場所
年 1回
152
号
趣旨・目的
・地域や自然を愛する心をはぐくむ。
・地域の大人と子供の交流を促進する。
・食の大切さについて考える。
・海などでの安全確保、危険回避について考える。
活動内容
当日は、吉田町だけではなく牧之原市・島田市・藤枝市からも子どもたちが参加した。FM島田で知ったと言って、横浜から来てくれた家族もいた。スタッフを含めると300人弱が海岸に集まった。
20分ほど子どもたちが綱を力いっぱい引いていると、魚の姿が見え始め子どもたちは網の周りに駆け寄ってきて歓声を挙げていた。魚博士の子どもが、網にかかっていたシュモクザメを欲しいと言っていた。魚の説明をしてもらった後、子どもたちは海岸清掃、スタッフは網の片付けなどをしまし、その後、取れたての魚を入れた魚汁をスタッフが用意し、皆で海の恵みを味わった。魚嫌いな子も美味しいと言って食べていた。
今回、例年より参加者が多かったが、清掃活動への参加者が少なく、可燃ごみがゴミ袋7袋、不燃ごみが8袋と少なかった。
この炎天下の中、一人も熱中症になることもなく、参加者の満足そうな表情を見ることができて本当に良かった。
活動の特徴
当日は天候が気になる所。しかし晴れても漂流物で網が引けない、魚の係りが少ない等、開催するまで何があるかわからない。また、参加者が多いと運営に関わるスタッフも多く必要となり、特に浜辺ということで安全面にも気をつかう。
漁協の舟が網を沖まで引っ張っていき、浜で待っている子どもたちに綱を渡そうとするのですが思いの外波が荒く、なかなか近づけなかった。
現在吉田町では海岸の防潮堤の工事が始まっており、今回が最後の地引網となるかも知れません。