郷土を愛する心を一つに「川根さわやか有志会」
趣旨・目的
舞踊など趣味を通し地域活性化と高齢者の引きこもり防止や、健康維持増進を図る。世代間を越え親睦を深め生きがいのある暮らしづくり。
活動内容
川根さわやか有志会は、太鼓や舞踊など7グループ、総勢30人で平均年齢75歳で構成している。川根地域の活性化と生きがいづくりに貢献している。踊りに精通した代表が中心となり高齢者に踊りを通じて元気を普及させ、川根路にコミュニティ組織が確立した。
練習は、昼夜を問わず月2回実施。会員一体となり親睦や絆を深め「第26回高齢者手作り演芸お楽しみ会」開催に向けて練習にも一段と熱が入り、和やかな空気が漂う中、真剣な姿が胸を打ち見学に来ていた高齢男性も見守っていた。
活動の特徴
若いころから踊りをたしなんでいた小長谷代表は、山村農家の高齢者は家の中に引き籠りがちの為、何とか元気づけ地域の活性化や生き甲斐づくりへの思いを抱いていた。そこで、退職後何の見返りを求め無い事を信条に、踊りのグループを立ち上げたいと各町内に呼びかけ誕生させた。
舞踊等の趣味を共有、各町内にも顔なじみの住民の輪が広がり、万が一の災害時も互助精神が根付き山間地の高齢者の孤独が抑止されている。市街地グループとの交流もあり、川根のPRも出来ており、明るいまちづくり長寿社会に貢献している。