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地域住民の守り神「神座の虚空蔵さん」の縁日

情報通信員:池田 弘 神座虚空蔵を守る会 郷土芸能、伝統行事 島田市
  • 代表者名
    斎藤 一さん
  • 開催月日
    令和 2年 2月 23日(日)  
  • 開催場所
    島田市 神座
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趣旨・目的

地域の守り神を住民で敬いつないでいく。

活動内容

島田市市街地を抜け大井川沿いを遡り、新東名高架下を抜けると広々として長く明るい平地と右手丘陵地にミカン畑が続く神座集落に出る。地名の由来は、昔この地に大きな池があり龍神が座していたことから神座と名付けられたという。 ここ光蔵寺に丑年寅年の守り神と知られる「虚空蔵さん」が建立され祀られている。縁日には多くの参拝者が訪れ法要が行われている。祭りは「神座虚空蔵を守る会」24世帯の代表斎藤さんを中心として、参拝者には甘酒が振舞われる。昔の様にもっと盛り上げたいが昨今の経済状況を反映し、寄付や浄財も少ない中で苦労も多いそうだ。 当日、午後から地域住民の厄除け、病気平癒などを願い数人の住職により読経が始まり御祈祷する。なお、虚空蔵さんは言い伝えによると、初代は恵心作の金無垢の地蔵であったが、寺野事情で持ち出され各地を転々とした挙句藤枝市の谷稲葉の某寺院に安置されていたが盗難にあってしまった。 神座に安置した2代目は長身の木仏像だったがこれも盗難にあい現在は3代目である。

活動の特徴

虚空とは無限に大きくどんな力のある者でも打ち勝てないほどの無尽蔵の力をもち、命あるものすべてを救うという。ご本尊は、左手に福徳を表す蓮華、右手に智慧の宝剣を持った霊験あらたかご利益多い仏菩薩で、全国的には水害と深く関連する民俗信仰が発祥と言われる。
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