半夏生を見に来てやー
趣旨・目的
住民が減少し、寂しくなっていく地域を何とかしたい。何かをして現状維持したい。
活動内容
森町鍛冶島地区には、稲作しなくなった田んぼに半夏生が繁茂している場所がある。田植えには邪魔な存在だったが、訪れた人にその魅力を教えられ気づき、遊歩道を整備しPRするようになり、半夏生が白くなる7月の土、日には来訪者にお茶のサービスを始め、昨年からはライトアップの日も設けた。
会では、地域に人を呼び込もうと、滝からブルー狩り園、神社、惣菜店を巡るハイキングコースを設置した。
草刈りや木道の整備会員以外の人が手伝ってくれること、来訪者が喜んでもらえることが活動の原動力という。会員の高齢化は問題だが、空き家を利用して活動の拠点にできないか…。とまだまだ前を向いています。
活動の特徴
休耕田30アールの田んぼを借り、もち米を作り販売して、半夏生の里の整備や活動の資金にしている。(発電機など購入)
また、鍛冶島全地区に呼掛けて収穫祭を実施。餅つきや出し物などで住民や出身者みんなで楽しむ。収穫祭では地域の皆さんに喜んでもらっている。
・地元住民が一丸となった活動は町役場などの支援も受け、ガイドブックが完成。平成30年には女性部も発足した。
・多くの観光客が訪れるようになり、平成29年の県景観賞田園・農山漁村部門で優秀賞に選ばれた。