「ちょっとした困りごと」を支援します!
情報通信員:峰野 勇
袋井市(しあわせ推進課、協働まちづくり課、地域包括ケア推進課)市社会福祉協議会、浅羽地域包括支援センター、袋井市第5地区(浅羽・笠原)民生児童委員協議会
地域福祉活動ボランティア活動 袋井市
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代表者名
永田 進さん
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開催月日
日曜・祝日と12月29日~1月5日以外の日は要請に従い活動
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開催場所
袋井市浅羽・笠原地区に居住者
164
号
趣旨・目的
日常生活での困りごとに地域を挙げて取り組み、住民同士が助け合う「支え合い」により、安心して暮らし続けられる「住みよいまち」づくりを目指すことを目的とする。
活動内容
令和元年に浅羽・笠原の5地区自治会連合会会長、同コミニティーセンター館長会議でまちづくり協議会が目的とする「地域づくり」を推進する為に「生活支援」に合同で取り組む事を決定し、各地区選出委員、民生児童委員、行政の関連部署による生活支援プロジェクトがスタートした。
令和2年4月に浅羽・笠原生活支援ネットワークが発足。現在役員5名、相談員12名、支援員72名の体制(兼任あり)で家事支援(掃除・窓拭き、庭の草取り・庭木の刈り込み、洗濯や電球の交換)、ごみ出し(生ごみ・資源ごみ)、買い物代行・荷物の発送、子育て支援(家事手伝い)等の申請に対応している。
令和2年7月~令和3年6月までの支援実績:家事支援123件、ごみ出し410件
利用者の声:自分で出来ない所をきれいにしてもらいうれしい等のお礼の声が多く届いており生活支援サービスは好評を得ている。
活動の特徴
●幅広い利用対象層:独居高齢者のみならず病気、けがで困っている人や子育て中世帯の方、障がい者世帯、要支援、要介護世帯などあらゆる層のお宅が対象。
●2ヶ月に1回、運営委員会を開催して課題の対応や情報の交換を行っている
●支援サービスをあえて30分250円(ごみ出しは1回100円)と安価に設定して利用者に気兼ねなく同サービスを受けて頂くことに配慮した。
●多くの利用者から感謝の声が届いており支援員のモチベーションとなっている
●若い人と同居している方(家人で対応可能の場合)からの申請はお断りしている。
●いわゆる便利屋としての利用の申請や単に安いからとの申請はお断りしている。
現在地域住民から要望の多い移動支援も開始しようとプロジェクトが進行中。令和3年度中にも実証実験を開始する目標で進めている。
浅羽・笠原地区の生活支援が順調に進行しておりこれをモデルとして袋井市内の複数の地区で同様の生活支援が立ち上がりつつある。