食でツナグ、みんなの輪。子どもも大人もおいでよ!
情報通信員:秋田未来
小山町みんなの食堂
子育て支援活動 小山町
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代表者名
高橋良子オザナ
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開催月日
子どもの長期休み期間に開催
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開催場所
小山町内
167
号
趣旨・目的
廃棄予定だった食品を活用し弁当を無料配布する取り組みを通じて「おいしく、楽しい社会貢献活動」の輪を広げ、フードロスと貧困との社会課題の解決を目指す。
活動内容
生活困窮者に提供するフードバンクに取り組む「御殿場・小山フードバンク協議会」から派生した組織です。食品の供給先となる「子ども食堂」は隣の御殿場市にしかなく、小山町でも展開しようと有志で活動を始めました。
子ども・高齢者・外国籍の方。みなさんは同じ町に住む方がどんな生活をしているか知っていますか?小山町みんなの食堂では社会福祉法人小山町社会福祉協議会・地元企業、老人会等と連携して、行政では手の届かないサポートを行っています。善意で集まった食材を、美味しいお弁当にして子育て世代を中心に、事前申し込みのあった方に無料配布しています。
食の貧困に対する認識が高くなかった小山町において、この活動は食生活に対する意識を変え、多くの企業や一般ボランティアが参加し毎回50食~100食程のお弁当を提供しています。
開催時期は子どもが一人になりやすい長期休暇に集中的に行っています。
活動の特徴
なぜ、保存食ではなくお弁当の配布なのか。
そこには「小山町みんなの食堂」の熱い気持ちがありました。ランドセルに入ったカビの生えたパンを食べる。そんな小学生も小山町にいます。
家庭内で削減しやすい食事、だからこそすぐに食べられるお弁当にして配布することに意味がありました。今後は子育て世代だけではなく、世代・国籍問わず支援していく予定です。2022年は8月に3回、活動の予定があります。