子ともたちがずっとここに住み続けたいと思える郷土づくり
情報通信員:峰野 勇
今井幼小応援する会
ボランティア活動 袋井市
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代表者名
奥之山 隆さん
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開催月日
月2回程度
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開催場所
今井幼稚園・今井小学校と周辺の畑や田んぼ、付近を流れる太田川
168
号
趣旨・目的
小学校区の祖父母年齢の高齢者が集まって子供達の健やかな成長と地域愛を育む活発な活動を行っている。
活動内容
孫の祖父母参観の際、先生方が学校施設の管理などで疲弊していることを知り、教員が教育に専念できるよう地域の有志数人で平成26年4月に本会を立ち上げた。少子化や核家族化で地域の人口が減少する中、子ども達が大人になってもこの地域に住み続けたいと思ってもらえるように、郷土愛の醸成に努めている。 子ども達には昔ながらの方法の農作業で土に触れさせたり、体を使った昔からの遊びで交流したりと「デジタルでは出来ない体と頭を使ったアナログ体験」をさせている。
また、施設の環境の美化や花壇、菜園の管理や登下校の見守り等を会員にて行い幼、小学校の教職員には教育に専念してもらう環境を整えている。
会員は活動を通じた子ども達との交流を心から楽しんでおり、高齢者が多い会員の生き甲斐対策に繋がるとともに、地域貢献という自己実現の場にもなっている。
活動の特徴
「勤労は大切な教育である」の考えの下、菜園で子ども達と一緒に栽培したさつま芋で焼きいも会の開催など作物を育てることの大変さと収穫の喜びを体験させている。また毎年、太田川漁協の協力を得て稚鮎の放流を行い命の大切さとそれを頂くことで私たちの命が支えられていることも教えている。
活動も9年目に入り地域での認知度も上がって会員以外の多くの人達が行事に参加してくれるようになった。 活動の原資はすべて会員の会費での運営が出来ており若い層の会員の増加もあり今後も活動が継続可能となっている。