趣旨・目的

　市之瀬地区の自然、文化、食などを活かした交流・体験事業を実施することにより、豊かな自然や風情あふれる故郷の魅力を発信し、地域を盛り上げる。

活動内容

　藤枝市北部にある小さな集落、市之瀬。つり橋や茶畑、歴史を感じる石垣や石畳など、風情あふれる景色が美しい邑で「ふるさとに帰ったときのような、ゆったりとあたたかい時間を過ごしてもらいたい。」そんな思いを込めて「おかえりな祭　市之瀬へ2023秋」が開催されました。 　市之瀬の見どころを巡る「ウォークラリー」、古民家の縁側でお茶を飲みながら、地域の人とのおしゃべりでのんびりした時間を過ごしたり、地域内に出店した「食や体験」のお店屋さん巡りも楽しんでいただけたと思います。 　市之瀬地区は高齢化が深刻な問題となっています。令和２年には町内会役員と市之瀬盛り上げ隊メンバーで「いちのせ村」を発足し、花壇の手入れや市之瀬交流ヴィレッジ“おかえり”の施設管理などを行っています。地域の若者だけで「市之瀬盛り上げ隊」を結成しましたが、今後は地域を愛する地元住民や移住者、外部の人材も巻き込み、市之瀬を盛り上げます。

活動の特徴

　市之瀬盛り上げ隊の活動拠点となっている「市之瀬交流ヴィレッジ“おかえり”」は廃園となった「高根幼稚園」です。この施設を活用し市之瀬地区の自然、歴史・文化、農業、食など地域の宝物を活用した交流イベントと、地域の特産物であるお茶や、放棄茶園の解消を図るため2016年からレモンを栽培し、地域おこし協力隊や静岡産業大学とのコラボレーションにより「いちのせ檸檬(レモン)」として製品化し、市之瀬の魅力を発信しています。