俳句振興の歴史あるまちで誕生「島田さんしょ口語自由句俳句会」
情報通信員:池田弘
島田さんしょ口語自由句俳句会
地域文化活動 島田市
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代表者名
鈴木和枝さん
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開催月日
年6回 句会:6月、12月 通信句会:2、4、8、10月
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開催場所
島田市プラザおおるり
176
号
趣旨・目的
地域の文化活動の継続振興を図り、俳句の普及による中高零社の生きがいづくり、仲間づくり。
活動内容
俳句振興の歴史は古く、元禄3年(1688年)に市内の俳人坂本加舟と俳聖芭蕉との親交逗留により句碑も数多くある。昭和21年に口語俳句の普及が広がり、平成5年に初倉地区の4人の同人が発起人となり、俳句愛好者を募り10人程度で会が発足し、地区神社の集会場で月1回開催。
テーマ形式にとらわれず、自由闊達に詠み表現していた。活動を継続していく中で、現在野会員は島田市内に限らず、県外の方も自由に参加している。
会の句集「さんしょ」は、発足当時から発行し、昨年1月に発行した「さんしょ178号」は、30年誌となった。会員たちは、200号発行に向かって、句帖片手に閑をみて張り切っている。
活動の特徴
会員誰もが温厚、気心も知れなんでも忌憚なく話し合えるような仲間を目指す。200号記念誌発行を目標とし、各自の視点で感受性を研ぎ澄まし、活き活きと明るく夢に向かって己の歳を捨て活動するように努めている。
通信句会とは、会員が詠んだ句を代表が集め、集まった句は名前を伏せ、ランダムに並べ、会員に戻される。会員は、戻ってきた句に点数や感想をつけまた、代表へ返される。それをまとめたものが句集「さんしょ」
ピリリのさんしょの辛口も色を染める。